平家の残党が隠れ住んだという伝説のある土地を「平家谷」と呼び、山川町もそのひとつ。春になると、この平家ゆかりの地を見守るかのように、小高い山の上に樹齢250年といわれる幹回り2.8メートルのヤマザクラ「天保古山(てんぽこ)の平家一本桜」が力強く花を咲かせます。この一本桜のほかにも、平家谷には「天保古大桜」「平家名残桜」「青々谷城尾大桜」「上伍位軒大桜」の4本の大木があり、「平家五大山桜」と総称して親しまれています。平家五大桜は秘境にあり、普通車では行けないため、ウォーキング探訪が最適です。要川公園、佐野公民館、みやま市山川支所に駐車して、徒歩で行かれることをおすすめします。
見頃の時期には臨時駐車場が設けられます。(数台)
臨時駐車場から徒歩約500メートル。