善光寺は、作家の檀一雄氏が、昭和21年(1946年)に妻の律子を腸結核で亡くし、沖ノ端の実家や朝日の親戚筋の村山家を転々とした後、3歳足らずの長男の太郎と共に半年余り身を寄せたゆかりのある場所。「つくづくと 櫨(はじ)の葉朱く 染みゆけど 下照る妹の 有りと云はなく」は、檀氏が善光寺の裏山で筑後平野を見下ろしながら死別した妻を想い、詠んだ悲歌とされています。太郎と2人でよく散歩をした奥山は、春は桜、秋は紅葉で美しく彩られます。
名称 | 善光寺 |
ジャンル | 歴史・史跡・文化 |
住所 | みやま市瀬高町小田2025-2 |
TEL | 0944-62-4928 |
交通アクセス | 九州自動車道「みやま柳川IC」から車で20分、JR鹿児島本線「筑後船小屋駅」から車で15分 |