江浦八幡神社に伝わる伝統神事で、粥に発生するカビの状態によってその年の気象や農漁業等を予測するというもの。元旦、前年に収穫された御初穂(稲)1升2合(12カ月を意味)を神前にお供えし、そのお米を1月15日に粥に炊きます。それを銅版に入れて神殿に約1ヶ月間安置。2月15日、神事お祓いをしてから銅版の蓋を開け、粥の発生したカビの色彩、形状、位置(方位)等を見ながら、その年の気象、作柄等を慎重に判定します。藩政時代には、柳川藩に報告されており、藩ではこの報告を元にその年の政策を決めていたと言われています。 市指定無形民俗文化財(1997年2月24日指定)
名称 | 江浦八幡神社粥占い(粥占御試祭) |
ジャンル | 伝統行事 |
会場 | 江浦八幡神社 |
住所 | みやま市高田町江浦742 |
開催日・営業日 | 2月15日 |
お問い合わせ | みやま市教育委員会社会教育課 |
TEL | 0944-32-9183 |
交通アクセス | 九州自動車道「みやま柳川IC」から車で15分、または西鉄天神大牟田線「江の浦駅」から徒歩25分 |